製作会社のステンレスジョイント株式会社では、品質維持向上のため、さまざまな取り組みを行っています。
商品の具体的な仕様や製作工程については、下記をご覧ください。
類似案件からの水平展開
ステンレスジョイントの真空屋以外の事業ではメーカー様からの単品の受注生産が多くを占めます。
たくさんの図面が製造現場を行き来しますが、その図面で製作を行うのは、たった1回だけ、ということも多々あります。
担当者としては初めて見る図面や久しぶりに見る図面が多いですが、それは言い訳にしかなりません。
仮に、担当者としては初めて起きたエラーであっても、お客様からすると初めてではないかもしれません。
そのようなことを避けるためにも、過去の類似案件や別の者が担当した事例についても、できるだけ先回りしてエラーを予測して品質向上に繋げていけるようにしています。
議事録を始めとした製造ログ電子化の推進
真空チャンバーや真空配管などのたくさんの製造実績がありますが、2016年頃から全てのデータを電子化しています。
これにより、類似案件の検索や、事例研究が容易になりました。
品質に悪影響を与えて過去の事例についても、風化させずに有効な事例として建設的に活かせていけるよう定期的なリマインドを行っています。
そのような工場運営で培ったノウハウを、この真空屋にも導入しています。
計測器の定期校正
工場で使用する計測器には、直尺、ノギス、圧力計など、たくさんの種類があります。
検査部が出荷検査に使用する全ての計測器は、社外の校正会社に依頼して精度に問題がないかを検査してもらっています。
製品の品質に関することや、製造のこと以外のことでも結構ですので、対応の品質で気になることがございましたら、何でもお申し付けください。